よもやまばなし

どうでもいいこと綴ります

プレゼントを贈る。相手を想う。

 

少し前のことですが、今年も姉の誕生日がやってきました。

 

「やってきた」と書いたのは、「いよいよ来たか」という意味で(笑)、数年前から姉が誕生日プレゼントを贈ってくれるようになり、私も贈るようになったのですが。

 

ナチュラルほっこり可愛い系」が好きな姉と、「シンプルか個性派か両極端」が好きな私は、なかなか趣味が合いません😅

 

元々、人へのプレゼント選びは好きな方ですが、毎年「私はコレ可愛いと思うけど、果たして姉の趣味だろうか…?」と迷いながら贈り(かつ私に贈ってくれたプレゼントの金額から大きく越えない価格で探し)、遠方に住んでいるので郵送してメールの返信文面で手応えを探っていた次第。

 

今年はどうしよう…と早くから考えあぐねていた時、一目惚れの工房さんを思い出しました。

 

水引工房「結」さんがつくる、水引のアクセサリーや小物たち。

 (「結」さんの詳細はこちらから↓↓)

linktr.ee

 

伝統的な水引を使っているからか、とっても品があって、且つ個性的。オーダーでつくって頂けるので、水引の色やパーツを選ぶ時間も楽しい。

 

数ある中でも、今回つくって頂いたのはこちらのイヤリング。上品可愛すぎる✨

 

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ラッピングも上品なんです。星座好きな姉へ、星座モチーフのメッセージカードを添えて。

 

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工房さんでオーダーでつくって頂けるというのは、やっぱり特別感ありますよね。

姉も感激してくれたようで、良かったです❤️

 

 

*** 

 

 

さて、9歳離れた姉は、昔から母親代わりというか小姑みたいというか…(笑)

私にとっては、優しくもあり、厳しく緊張感が漂う人でもあります。

 

それは、長女ゆえの責任感や自負に加えて、私が我が子に「ずるい」と感じたように、きっと姉も、末っ子の私に対して「ずるい」という感情を抱いてきたからだろうなと思います。忙しい母の代わりに幼い私のお世話をしてくれ、彼女自身は母に殆ど甘えられず、家業後継ぎの弟とも立ち位置が少し違う。上の兄弟は少なからずそういうことがあるのでしょうね。

 

「もっとこうしたかった」「こうしてほしかった」と想いながらも、言えずに押し込めてきたんだろうな。

 

それは子どもも大人も同じで、

それぞれ皆そんな思いを少なからず抱えていて、

家族や相手を信頼してるからこそ期待して、

満たされたり、満たされなかったり。

 

そんな歪さの中で、自分なりに折り合いをつけながら、今日も誰かと生きている。

 

 

大人になった今、自分は満たしてあげられているか、も改めて意識したいなぁなんて思いながら、姉へのプレゼントを発送したのでした。